#191 職人の手仕事を体験する
Found MUJI 青山では、6月6日、13日の2日間、ワークショップ「インドから来た本物の木版を押してみよう」を開催しました。
使用したのはインドのラジャスタン州の州都、ジャイプールのブロックプリント工場で職人が布にプリントする際に使う本物の木版。 花や幾何学模様など、型職人が手で彫った繊細な木の版は、実際に持ってみるとずっしりと重みを感じます。
顔料をしっかりなじませて位置を決め、封筒に力を込めて押し当てると柄が転写されます。
インドのブロックプリント工場では、職人が何十メートルもある生地に繰り返しプリントし、色を重ねることで複雑な柄の生地が出来上がります。
小さな紙の封筒にプリントするだけでもとても緊張感のある作業。職人の仕事を少し体験してみることで、手の技の素晴らしさを改めて知ることができました。