色鮮やかでぽってりと素朴な器を前に微笑むクリスティーヌさんは、9人で賄う小規模な窯元の4代目です。
工房でつくる釉薬は14色。地元の土を使いつくられる器は、りんごや蜂蜜、栗にピーマンなど身近な素材の名前がつけられ、食卓に置いただけで料理のイメージが広がるような、深い色合いばかりが揃っています。
バスクでは、カスエラという名の丸くて浅い器をよく見かけます。オリーブにパプリカのマリネ、えびを油で煮てあったり、モツ煮込みのような料理に気軽に使われます。同じく素朴な素材のピッチャーにはシードラを注いで、、、。