#204 申のえんぎもの

Found MUJI青山では、12月4日(金)より「申のえんぎもの」を販売しています。

2016年は申年。「申(さる)」は「去る」にかけあわせ、「災いが去る」「病が去る」など、苦しみのない幸福な一年になるよう願いを込め、年の始めに申の人形を飾ります。日本各地で古くからつくられる個性的な郷土玩具は、それぞれ由来があり、地域で愛されています。

【販売中の商品】*写真左より
木彫りの申/伊勢一刀彫・申  税込2,400円
三重県伊勢市でつくられる一刀彫りの干支人形は、伊勢神宮の宮大工が神社の御残材を利用してつくったのが始まりです。※ご好評につき、完売いたしました

布製の申/猿ぼぼ  税込900円
猿ぼぼは岐阜県飛騨地方の言葉で「猿の赤ちゃん」という意味。昔の女性のお腰(着物の下に着ける下着)は魔除け、疫病除けの色として、赤い布地を使ったものが多く、かつて猿ぼぼはお腰の生地でつくられていました。

子どもを抱いた申/今戸焼・子守申  税込4,500円
浅草寺に近い、東京都台東区の今戸でつくられています。今戸焼はかつては瓦や土器、また歌舞伎の小道具などをつくっていました。

扇を持った申/芝原(しばら)人形「裃(かみしも)申」  税込3,200円
千葉県長生郡で明治時代からつくられる土人形です。おめでたい金の扇子を手にしています。

桃を持っている申/瓦猿  税込1,200円
江戸時代より瓦職人の町として栄えた和歌山市田中町で、瓦と同じ製法でつくられる瓦猿。「変わらざる」とかけ、安泰を祈願するお守りとして親しまれています。

赤い猿/赤物・猿  税込1,500円
ひな人形の産地である埼玉県鴻巣市でつくられる練り物(桐のおがくずを固めたもの)です。赤は魔除けの色とされ無病息災を願って与える子供のお守りとして親しまれています。

だるま型の申/目口耳さる  税込600円
古くから張子づくりの盛んな埼玉県越谷市でつくられています。「見ざる聞かざる言わざる」の三猿がモチーフになっています。

馬に乗った申/木の葉猿・馬乗り猿  税込1,800円
熊本県の木の葉という地域で、1300年前からつくられる木の葉猿。魔除け、災難除け、安産、子宝、子孫繁栄の守り神といわれています。

※販売はFound MUJI 青山限定となります。