#246 注染の浴衣
Found MUJI青山では5月12日(金)より、栃木県宇都宮市の注染の浴衣と群馬県桐生市のジャガード織の帯を販売します。今年は昨年に引き続き婦人サイズと、新たに紳士サイズの浴衣と帯もご用意しました。
注染
手ぬぐいで有名な昔ながらの染色技法・注染は、生地の表と裏が同じように染まる技法です。明治時代後期にはじまったこの染色技法は、手彫りの型紙を使い、染色しない箇所に染料が入らないよう職人がリズムよく一枚一枚糊伏せし、染めていきます。ちらし柄には繊細な柄が特徴の三重県の伊勢型紙を採用しています。
ジャガード織の帯は、群馬県桐生市でつくられています。 「西の西陣、東の桐生」と呼ばれるほど、この地方は古くから絹織物の産地として繁栄してきました。 のこぎり屋根の織物工場では、旧式のジャガード織機が重厚感のあるガッシャンガッシャンという音をたて、今も現役で働き続けています。 めまぐるしく進化していく時代の中で変わらない布づくりの現場が、ここには残されています。
木々の緑のまぶしさに初夏を感じるこの頃。浴衣に袖をとおして、夏支度をはじめましょう。
※販売は Found MUJI 青山 限定となります。
※帯は別売りとなります。