#018 日本の10窯

Found MUJI 青山では、1月27日(金)から3月1日(木)まで、日本国内の10カ所の陶磁器の産地でつくった器を販売します。

日本では古くから驚くほど多彩な陶磁器がつくられてきました。
全国に分布する産地を訪れ、それぞれの土地の陶磁器が持つ特徴を活かした器をつくりました。

陶磁器製造の技術は、中世に大陸から渡来した陶工によって伝えられました。
その後桃山時代に茶の湯文化が隆盛を迎え、様式美を競い合うように各地で発展を始めます。また一方で、とっくりや水がめ、土瓶など、日常生活に欠かせない道具として素朴な雑器が庶民の生活を支えてきました。

その土地で採れる土の風合いを活かし、また欠点を補うように、釉薬や絵付けを工夫した結果生まれた10の個性を見つめてみたいと思います。

また、各産地の特徴を活かした、「めし茶椀・蕎麦ちょこ・湯のみ・小皿・一輪挿し」の5つの器を販売します。(※砥部焼の一輪挿しのみ販売はありません)

【ご紹介する陶磁器と産地】
小鹿田焼(大分県日田市) / 萩焼(山口県萩市) / 砥部焼(愛媛県砥部町) / 九谷焼(石川県金沢市・小松市・能美市) / 信楽焼(滋賀県甲賀市信楽町) / 伊賀焼(三重県伊賀市) / 萬古焼(三重県四日市市) / 美濃焼(岐阜県土岐市・多治見市・瑞浪市・可児市) / 瀬戸焼(愛知県瀬戸市) / 益子焼 (栃木県芳賀郡益子町)