#025 瀬戸の採掘場

草むらを抜けると、目の前に巨大な窪地が広がっていました。

ここは愛知県瀬戸市の陶土の採屈場です。
瀬戸が現在でも国内有数の陶磁器の産地である背景には、良質な陶土や陶石が豊富に採れる地質があります。
何百年もかけて、地形が変わるほどの陶土が掘り出されたのでしょう。
ここで掘られた土が焼き物になり、様々な時代の日本中の人々の生活を支えてきたのです。

器は大地でできているのだ。
そう実感できる壮大な風景でした。

飯碗 600円 / 蕎麦猪口 600円 / 一輪挿し 1,200円 /
小皿 600円 / 湯のみ 600円(すべて税込)
「日本の10窯」3月1日(木)まで展示しております。