#033 サーペーパーで贈り物を包みましょう

3月17日、FoundMUJI青山にて「My Found MUJI」で販売中のタイのサーペーパーを使ったワークショップを行いました。講師に折形デザイン研究所の西村優子さんを迎え、日本の礼法である折形の基礎をまじえながら、日常的に使える包みを学びました。

サーペーパーとは、600年以上前から、タイ・ビルマ国境にくらす山岳民族のカレン族によりつくられるようになった手漉きの紙です。雨期の終わりに自然に剥がれ落ちた桑(タイ語でサー)の小枝の樹皮からつくられています。木を伐採することなく、自然に排出された素材を使用しています。タイのスタッフから紹介された商品です。

まず、水を含ませた筆を使い、端の風合いを残すようにサーペーパーを3つに分けました。
手を清めてから、小さい紙2枚と水引で「平きもの」と「丸きもの」を包みました。中身は同じ落ちワタふきんですが、それぞれの包みの意味を学びました。引っ越しやちょっとしたご挨拶に喜ばれそうな贈り物です。
続いて、大きい紙で「たとう包み」を教わりました。今回はFoundMUJI青山で販売している食品を詰め合わせ、参加者の皆さんにお土産としてお持ち帰りいただきました。

日本の折形とタイのサーペーパーが出会うことによって、素敵な贈り物になりました。サーペーパーが持つ適度な凹凸と柔らかさが、ものを包みやすく、また折り損じが目立たないという新たな魅力を発見しました。

たくさんの出会いと別れ、新たな生活を迎える季節です。
誰かに、ちょっと気のきいた贈り物をしてみませんか。

 

タイ

 

「サーペーパーは、桑の木の樹皮からつくられています。昔はノートをつくるために使用しました。とても耐久性があり、100年もの間保管することができます。現在は、ペーパーフラワーをはじめ、ギフト包装紙、挨拶状、ギフトボックス、傘やランプシェードなど様々な製品がつくられています。桑の樹皮は素晴らしい再生能力を持っているので、生産過程で原木がなくなることはありません。単なるアート作品ではなく、環境に優しい商品です。」

"กระดาษสาได้จากเยื่อไม้ธรรมชาติ ในอดีตกระดาษสาถูกนำมาใช้ประโยชน์หลายด้าน อาทิ ทำสมุดจดบันทึกที่เรียกว่า "พับสา" (สมุดไทย) ลักษณะเป็นสี่เหลี่ยมผืนผ้าพับทบไปทบมา เขียนได้ทั้ง 2 ด้าน ตกแต่งปกสมุดด้วยภาพเขียนหรือลงรักปิดทองอย่างสวยงามทำให้ดูงดงามมีคุณค่า กระดาษสามีคุณสมบัติดี คือ ทนทานไม่กรอบเปื่อยยุ่ย เก็บรักษาได้นาน หากใช้ทำหนังสือตัวหนังสือจะไม่ซีดจางอยู่ได้นานกว่าร้อยปี โดยปัจจุบันมีการประยุกต์ทำกระดาษเป็นผลิตภัณฑ์หลากหลายรูปแบบ อาทิ ดอกไม้ประดิษฐ์ กระดาษห่อของขวัญ การ์ดอวยพร ของชำร่วยและของที่ระลึกซึ่งทำเป็นกล่องหลายรูปแบบและลวดลาย รวมทั้งร่มกระดาษสาซึ่งมีสีสันลวดลายสวยงาม นอกจากความสวยงาม การผลิตกระดาษสายังเป็นมิตรต่อสิ่งแวดล้อม เนื่องจากแกนกลางของต้นปอสาที่เป็นส่วนประกอบสำคัญ ยังสามารถซ่อมแซมและเติบโตใหม่ โดยไม่ต้องผ่านขั้นตอนการตัดต้นไม้ด้วย"
MUJI Thailand / Head Office NORIKO SHIBA CHANISARA UNARAT

サーペーパー 税込 210円
「My Found MUJI」にて展示•販売しております。