#034 茶箱
掛川市 / 静岡県
「湿度の高い日本の気候の中でお茶を最適に保管する為にできた箱。あくまで脇役、それ故に素の佇まいで、凛としている。地元の杉材で職人の経験と技、手仕事で丁寧につくられています。最近ではサイズオーダーやテーブルやイスにされたりと、くらしの中で愛用されています。」
無印良品 静岡 柳沢 孝明
茶の生産が盛んな静岡県掛川市で、茶葉を保管するための保存箱として注文を受けてつくられています。湿気の侵入を防ぐための大井川周辺で採れる杉材、隙間に貼る和紙、地元のお麩屋さんに分けてもらう麩のり、といったように昔からかわらない素材を使っています。