#070 リトアニアは雨の国

雨上がりの街を歩いていると、太い雨樋が目にとまりました。ペットボトルで簡単な濾過機能をつけたものや、つぶれて使い物になりそうもないもの、冬場に凍り付かないように電気を流すためのコードが這い出しているもの、ひとつひとつが異なっていて生活している人の性格が読み取れます。

日本ではあまり見かけない大きな雨樋が気になっていると、リトアニアは、「雨の国」という話を聞きました。"Lietuva(=リトアニア)"のはじめの"Liet"は、リトアニア語で雨を意味するのだそうです。実際にリトアニアは雨がよく降る国です。特に季節の変わり目には、傘を持っていても思わず雨宿りをしてしまうほどの豪雨になることもあります。直径20cmはありそうな雨樋が必要なはずです。くらしの創意工夫が街の片隅にリトアニアらしい表情を持たせていました。

レインブーツには、厚い手編みのニットソックスを合わせます。靴の中の遊びがなくなり、ぐっと密閉度が高まります。寒い冬を乗り切るために、リトアニアの家庭ではおばあちゃんが家族みんなのために手編みのソックスをつくるそうです。編み手によって柄は異なりますが、かかと部分は共通して立体的に編み立てられています。

Found MUJI青山のために夏中かけて編んでもらったニットソックス。使いやすいグレーと編み模様がきれいに浮かび上がるアイボリーの2色展開です。コーディネートのバランスに合わせてお選びください。薄手のソックスやタイツと重ね履きすれば、足元をやさしく温めてくれます。

 

Found MUJI 青山で販売中のニットソックス
左上:ウール手編みニットソックス・ロング 6,800円(税込)/ウール手編みニットソックス・フリンジ 6,800円(税込)
上:ウール手編みニットソックス・ショート 6,250円(税込)
左:ウール手編みニットレッグウォーマー 6,800円(税込)