#133 琉球ガラス Ryukyu Glass
沖縄のガラス製造は明治中期に始まりました。
戦後、駐留米軍が持ち込んだコーラの廃瓶などを原料として、再生ガラスの製造が盛んになりました。現在でも、泡盛の瓶など日常的に廃棄されるガラスを回収し、再び溶かしてグラスなど様々な日用品がつくられています。 1300℃の高温で溶かされたガラスを吹き竿に巻き取り、金型に当て息を吹き込んで膨らませて成形します。ガラスが固まらないよう、高温を保ったままでの作業のため、工房の中は独特の緊張感が漂います。 茶と緑は泡盛の瓶、透明はオレンジジュースの瓶、青みがかった透明のガラスは割れた窓ガラスを使用します。素材そのものの色を生かし、手仕事ならではの気泡が入った風合いや素朴な形状が親しまれ、1998年から沖縄を代表する伝統工芸品として認定されています。
Okinawan glass production began in the mid-Meiji period. After World War 2, production of recycled glass using materials such as discarded Cola bottles brought by stationed American troops grew active. Even now, awamori and juice bottles, as well as broken window glass is collected, melted back down, and reused in order to create various daily-use items. Its use of the original color of the reused bottles and sheet glass, as well as the hand-made, air bubble-filled shape and simple form of its pieces has attracted attention and popularity, and in 1998, it was recognized as a traditional craft representative of Okinawa.
開催期間:2013 年8月2日(金)~9月12日(木)まで
開催店舗:有楽町/池袋西武/自由が丘/グランフロント大阪/MUJIキャナルシティ博多/テラスモール湘南/Found MUJI 青山