#320 砥部焼(愛媛県・砥部町)
砥部焼の唐草模様は、昭和20~30年代に民藝運動の提唱者達によって生まれました。それまでの砥部焼は繊細な絵付けの器もつくられていましたが、一筆書きのおおらかな模様は丈夫で厚みのある砥部焼の象徴的な模様として広まりました。また、玉縁鉢も砥部焼を象徴する器です。一度成形した後、縁に厚みをつけて丸く整えていきます。砥部焼は重量があるため、この玉縁が器を持ちやすく滑りにくくしています。
砥部焼の唐草模様は、昭和20~30年代に民藝運動の提唱者達によって生まれました。それまでの砥部焼は繊細な絵付けの器もつくられていましたが、一筆書きのおおらかな模様は丈夫で厚みのある砥部焼の象徴的な模様として広まりました。また、玉縁鉢も砥部焼を象徴する器です。一度成形した後、縁に厚みをつけて丸く整えていきます。砥部焼は重量があるため、この玉縁が器を持ちやすく滑りにくくしています。