#319 萬古焼(三重県・菰野町)
鈴鹿山脈を背景に一面田んぼが広がる菰野町。県の北部を中心につくられている萬古焼の産地のひとつです。耐熱の鍋や器で有名な萬古焼は、国内の土鍋シェアの約80%を担っています。約300年前からこの土地でつくられている萬古焼ですが、当初から耐熱陶器が生産されていたわけではありません。生活様式が変化する中、耐熱陶土の研究が重ねられ、昭和30年代に長石の一種であるペタライトが陶土に配合されるようになり現在の耐熱陶土が完成しました。
鈴鹿山脈を背景に一面田んぼが広がる菰野町。県の北部を中心につくられている萬古焼の産地のひとつです。耐熱の鍋や器で有名な萬古焼は、国内の土鍋シェアの約80%を担っています。約300年前からこの土地でつくられている萬古焼ですが、当初から耐熱陶器が生産されていたわけではありません。生活様式が変化する中、耐熱陶土の研究が重ねられ、昭和30年代に長石の一種であるペタライトが陶土に配合されるようになり現在の耐熱陶土が完成しました。