#331 水もみ紙/落水紙・水切り紙(福井県・越前市)
水もみ紙
水もみ紙は襖紙の一種で、その模様に特徴があります。襖用の紙に膠を塗り、染料の中で揉むことで、紙のシワに深く色が染み込み模様として表れます。模様を均一につける事や、途中で破れないようにする事がとても難しく、作ることができる職人は限られています。強度があるため、インテリア用途としてだけでなく、ペーパークラフト用としても向いています。
落水紙・水切り紙
漉いたばかりの紙の上から、水をかけることで落水紙の繊細な模様は生まれます。水が落ちてできた自然な模様には、同じものはありません。和菓子を包む薄い掛け紙を漉く技術がもととなっています。お部屋に飾ったり、贈り物を包装するのにも使えます。
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