#347 ブロックプリント

惜しみない手間をかける


- 図案を掘った木版をスタンプのように布地に押していく-

プリントの原形とも言えるブロックプリントは、幾つもの木版を重ね、版を押していくことで複雑な模様を生み出します。木版を布に置き、トンッと叩く、その作業は一定のリズムを刻み、布の下から上へと何度も繰り返されます。ジグなどを使わずに柄を合わせていく技術は体に染み付いた職人の技。機械プリントでは味わえない風合いが魅力です。