コラム
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#286 功夫茶 (ゴンフーチャ)
お茶にとって味と同じくらい大切なことが淹れ方です。功夫茶(ゴンフーチャ)の場では、経験にもとづいて温度管理やタイミング、注ぎ方に気を付けながらお茶が淹れられます。小さな茶器は、何度も絶え間なくお茶で満たされます。乾いた状態の茶葉から、...
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#285 紫砂
中国でも一箇所でしかとれないと言われている鉄分を多く含んだ土でできた 宜 ギコウ興の器は「 紫砂 (紫の砂)」と呼ばれています。紫砂の器はその豊かな土の色 で知られ 、中でも濃い紫や赤みがかった茶色が最も知られています。 烏龍茶やプー...
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#284 TEA
中国の茶お茶は、喉の渇きを癒すために飲まれています。ちょっと一息つくため、おもてなしの意を表すため。毎日の食事、家族との団らんなど日常に寄り添うお茶の時間もあれば、茶道などしつらえてむかえるお茶の時間もあります。お茶は単なる飲み物とい...
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#283 Found MUJIのお買い得祭
Found MUJIでは8月10日(金)から、これまで販売したFound MUJIの一部商品をお求めやすい価格で販売します。ドイツ製のポットやキッチンツール、イギリス製のミルクボトル、日本各地の器や箸など、この機会に是非お買い求めくだ...
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#282 ベリー
フィンランドには、果実やきのこなど森の中の自然の恵みは、だれでもどこでも自由に歩き回り、採ることができるという、自然享受権があります。夏にはベリー摘みを楽しみ、摘み取ったベリーは、朝食やデザートに。そのまま冷凍保存したり、自家製のジャ...
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#281 日常使いの金物
市場では、大振りな計量カップに。サウナでは、柄杓や桶に。森林では、蚊取り線香入れに。父親から受け継いだ金物工場で、加工する道具を一からすべて自分でつくるエサさん。最盛期には、50ほどあった地域の金物工場は、いまでは2か所にまで減ってし...
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#280 Suomi Finland
見渡す限りの森、そして時々現れる湖。平坦な地形が連続する車窓から見える風景は、どこまで行っても空と森です。フィンランドの国土は、森林と湖で8割程度を占め、残り2割の土地で人々が生活をしています。いつでも身近に自然が ある環境から、その...
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#279 パンジャ織
アメダバードから⾞で6時間。ゆったりとした時間が流れる⼩さな村でパンジャ織のマットやラグが作られています。乾燥地帯で農業に不向きな土地のため、生計を立てる手段として織り始めたことからこの地域でパンジャマットが作られるようになりました。...
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#278 ブロックプリント
ブロックプリントは300年以上も前からインドにある伝統的なプリント技法で、手彫りの木版にインクを付け、1つ1つ手で丁寧にプリントしていきます。建物すべてがピンク色の美しい都市ジャイプール(別名ピンクシティ)で主に盛んです。プリント作業...
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#277 浴衣
Found MUJI青山では5月11日(金)より、栃木県宇都宮市の注染の浴衣と群馬県桐生市のジャガード織の帯を販売します。注染は明治時代後期にはじまった染色技法で、よく手ぬぐいなどで見られる手法です。手彫りの型紙を使い、染色しない箇所...
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#276 印度の日用品
布や金物、シンプルな材料で、あらゆる種類の道具が生まれる国、インド。 これまでも、織物の技法や伝統の柄、受け継がれる手仕事などを紹介してきました。気候や生活習慣に寄り添い、日常の中で生み出されたくらしの道具。今回は、インドを旅して見つ...
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#275 パナマ帽
Found MUJI 青山では、4月19日(木)よりエクアドルのパナマ帽を販売しています。広く「パナマ帽」の名称で親しまれているこの帽子、正式名称は「The Ecuadorian toquilla straw hat=エクアドルのトキ...
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#274 アルミ・フタ付きボックス
熟練鉱夫(こうふ)とともに働いたランチボックス。ステッカーでカスタマイズしたり、記念の出来事を彫刻したり。鉱夫の人生が刻まれています。 隕石が墜落した跡地といわれる、カナダのオンタリオ州のサドバリー。現在はニッケル、チタンなどが採掘さ...
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#273 多肉植物
Found MUJI青山では3月23日(金)より、多肉植物を販売しています。萌黄色、薄青色、黄色、弁柄色と多彩な色合いで、形も様々な多肉植物。 暖かくなってきたこの季節、日光と風通しの良い場所が好む多肉植物を育て始めるには良い時期です...
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#272 多肉植物生活のすすめ
Found MUJI青山では、2018年3月23日(金)~4月26日(木)の期間、Found MUJI「green」と題し、多肉植物を販売します。本企画の開催に合わせ、グリーンデザイナー・TOKIIROによる寄せ植えワークショップ「多...
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#271 キャンバスバスケット
工場で通い箱として使われている帆布のバスケット。軽くて丈夫な帆布をスチールで補強を施したバスケットは、木や金属の箱が主流だった時代には画期的な道具でした。1921年に創業したこのキャンバスバスケットのメーカーは、ボストンに工場を備えて...