コラム
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#254 リサイクルタイヤ
合成素材の利点は、製品としての寿命を終えた後も朽ちないことかもしれません。ベトナムで見つけた黒いバスケットは、使い古されたタイヤからつくられていました。タイヤは頑丈で重く、取り扱いが容易でないため、加工は最小限に抑えられ無駄がありませ...
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#253 ベトナム
スクーターの群れが次から次へと通り過ぎ、道端にはプラスチックのスツールを並べた露店がひしめきあうベトナムの街。しかし街を一歩出ると、緑豊かな田園風景が広がり、心地よい風や木々のざわめきを感じることができます。東南アジアの中央に位置する...
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#252 マダガスカル
世界で4番目に大きな島、マダガスカルは、アフリカ大陸の南東沖に位置する国です。アフリカと東南アジアから渡ってきたといわれるマダガスカル人の祖先。今でも人々の容貌、言語、文化にその名残を見ることができます。マダガスカルは約8800万年前...
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#251 Found MUJIのお買い得祭
Found MUJIでは6月30日(金)から、これまで販売したFound MUJIの一部商品をお求めやすい価格で販売します。伝統技法のファブリック、木製、ステンレスのキッチンツールなど、この機会に是非お買い求めください。開催店舗:Fo...
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#250 世界のかご
マダガスカル・ベトナムのかごその土地の風景をつくる、くらしの中のかご。訪れたたくさんの村や町で印象深かったのは、露店で売られる商品を入れたり、行き交う人々が運ぶかごの姿です。人が何かを運ぶ、しまう、ものを入れる道具を必要としたとき、身...
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#249 手織りのラグ
インドの手織りラグは、地面に穴を掘り織機を設置します。日本でいう掘りごたつというとイメージができるでしょうか。手織りならではの独特な織機です。そこに人の手で巻き取った経糸(たていと)をかけ、幅のある織物は、二人で呼吸をあわせて織りあげ...
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#248 ブロックプリント
ブロックプリントの産地は、ピンクシティと呼ばれるラジャスタン州の首都ジャイプール周辺。黄みがかったやさしいピンク色の建物が続く街並みが見られます。ブロックプリントは、何種類かの木版を組み合わせてできるプリント技法です。多いものでは10...
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#247 エクアドルのパナマ帽
Found MUJI 青山では、5月19日(金)よりエクアドルのパナマ帽を販売しています。「The Ecuadorian toquilla straw hat=エクアドルのトキージャ帽」は「パナマ帽」の名前で親しまれている夏の帽子です...
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#246 注染の浴衣
Found MUJI青山では5月12日(金)より、栃木県宇都宮市の注染の浴衣と群馬県桐生市のジャガード織の帯を販売します。今年は昨年に引き続き婦人サイズと、新たに紳士サイズの浴衣と帯もご用意しました。注染手ぬぐいで有名な昔ながらの染色...
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#245 印度の布2
「人の手によるもの」私たちの手は、時に感情さえもかたちにできる素晴らしい道具かもしれません。目にした風景、家族との時間、くらしの中で感じたことや培ってきた経験、そして閃き。生きていく中で出会う、たくさんの要素を繋ぎ合わせながら、脈々と...
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#244 多肉植物
Found MUJI青山では2017 年3月24日(金)より、多肉植物を販売しています。『多肉植物』とは、葉や茎、根に水分を貯められる機能を持った植物の総称です。多くは、乾燥した砂漠や塩分濃度の高い海岸といった環境に生息しています。店...
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#243 ポット
ドイツに生まれた総合教育機関『バウハウス』は、1923年に開校以来の教育成果を披露するため展覧会を開催し、過去校内の工房で制作された作品群、絵画や彫刻などの展示の他、校内の各工房が協力して建設した『実験住宅』が目玉のひとつとして展示さ...
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#242 Germany From 1919
1919年、ドイツ ワイマールに「バウハウス(BAUHAUS)」が開校して、まもなく1世紀が経とうとしています。バウハウスは、造形的作業は最終目標を建築とするという考えのもとにスタートし、デザイン・工芸・美術・芸術や演劇など様々な要素...
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#241 山形の蔓細工・藁細工
山形県最上地方の雪深い農村では、寒さの厳しい冬の農閑期、山で採れる樹皮や蔓などを使って、暮らしの道具を自ら作っていました。日本が高度経済成長を迎えるまでは当たり前だった暮らしの文化は形を変えながらも今に受け継がれています。子供の頃から...
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#240 チョコレートとグラノーラ
Found MUJI青山では1月20日(金)より、リトアニアのショコラティエ、ドマンタス・ウジュパリス さんがつくる「Chocolate NAIVE」のチョコレートと、表参道でキッチン兼ショップを運営している Departのグラノーラ...
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#239 小久慈焼
岩手県北東部、久慈市にある小久慈焼の窯場。約200年前に地元久慈で採れる粘土と釉薬を使い焼物を作り出したのが起源と言われています。飴釉と、籾殻の白い灰釉の質実な表情が特長です。冬場は寒さがとても厳しく、作陶するには決して適した環境とは...