ロウソク立て
ロウソク立てが無くて困っていると、息子が針金の包装をロウソク立てにすることを思いつきました。なにか足りないものがあると脳が働いて代替え品を思いつきます。フランスにはシステムD (system débrouillard)と呼ばれるデザインがあります。Débrouillardとは独創性や独立性に富む人のことで、機転を利かせて困難を切り抜ける才能を持った人を表す言葉です。ものの不足は考える力を養うのだと思います。なかなか気に入るロウソク立てに出会えずにいたのですが、灯の位置といい、無用な飾りのない機能的なフォルムといい。そのままでロウソク立てとして使える良いデザインだと思います。
ろうそく(2本):全長約16.5cm
ろうそく立て本体:約6×6×4.5cm
立て部径:約2cm
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atelier GRIZOU アトリエ・グリズー
モノと使い手の関係のあり方を、いろんな切り口で探り、見つけた答えをポエティックな手法で表現し展示会の形で伝える。
フランスで「refuges・逃げ場」展ほかを開催中。