バリで購入したアンティークチェア
バリ島はもちろん、東南アジアの国々に訪れた際には、路上で人々がプラスチック製の小さい座面の低いスツールや椅子に座って休憩していたり、食事をしていたり、ものを売っていたりする風景を良く見ます。この椅子は10年程前にバリに旅行した際に、アンティークショップで見つけたもの。店員さんによると、以前は路上で同じような用途で使われていたものとのことで、スツールはともかく、こういった背板のある椅子は珍しいことと、脚にはちょっと細工が施してあるけれど、全体的には素材の質感や作り自体はラフで、そのバランス感に一目惚れして、即購入し、機内に持ち込んで持って帰ってきたものです。サイズは小さいものの背板が斜めになっていることで、実はなかなか座り心地も良いのですが、日本での実生活では、やはり椅子としては使うことは余り無く、自宅では、機能を転換してベットサイドのテーブルとして、目覚まし時計を置いたり、読みかけの本を置いたりして使ってきました。
座面:たて約18 × よこ約20 × 高さ約32.5cm
背もたれ:高さ約68cm
●ひび割れ、ささくれがあります。引っ掻けにご注意ください。
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山田 遊 Yu Yamada
東京都出身。バイヤー、監修者。数々のショップの立ち上げや企画に携わる。
2013年6月「暮らしの専門店」が、エイ出版社より発売。