カンタのテディ・ベア!
古くなったサリーに、手刺繍でステッチを入れていくカンタは、いわばインドの刺し子。日々の暮らしのなかで弱っていく布を生きかえらせる素敵な方法です。そのカンタをパッチワークしたテディ・ベアに出会ったのは、もう6年ほど前のヘルシンキ。ある初夏の夜のこと、フィンランド人のデザイナーとご飯を食べていて、何故かインドの女性たちの暮らしを支援するものづくりを始めたばかりのお友達の話になりました。北欧とインド、手作りとデザインに関していろいろな話が飛び交った夜。後日お話を聞きに行って、おみやげにいただいたのがこれです。端切れとなってつなぎ合わされても、小さな子供たちに楽しい空想の時間を与えるカンタ。手のぬくもりを感じます。
全長:約25cm
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木田 隆子 Ryuko Kida
ELLE DECOR日本版編集長。豊富な海外取材経験を活かして、世界のインテリア&デザインを紹介。
Figaro Japon副編集長、Pen編集長を経て、2006年より現職。