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陶器の鳥笛
おどけた表情と水玉模様に思わず目が留った鳥笛。リトアニアの陶芸家ヴィガンタスさんがつくっています。リトアニアでは、16世紀頃から子供の玩具として陶器製の鳥型の笛がつくられてきたそうです。尾っぽの先に口をつけて吹くとピーピーと鳴きます。同じ姿をしていても微妙な大きさの違いでひとつひとつ音色が異なります。ヴィガンタスさんは中世の陶芸について研究し、技術や紋様を再現する試みを続けています。この鳥の水玉模様も昔ながらの方法で角でできた道具を使って描いています。子供の成長に欠かせない玩具もまた大切な生活用品のひとつです。現代の子供たちにこそ、素材の実感が確かな玩具で遊んでもらいたいと、友人たちの子供を思いながら選びました。
*お腹の左右の穴をそれぞれ押さえることで音階が変わります。
幅:約6 × 高さ:約6.5cm
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松田 沙織 Saori Matsuda
from East to East Projectディレクター。
リトアニアのクラフト&デザインを紹介する。
FoundMUJIリトアニア展ではリサーチチームに参加。
リトアニア製品を扱うLT shopを今秋より開店する。