ルフトハンザのカトラリー
15年ほど前に羽田空港付近の川岸で発掘したカトラリーです。これは、ルフトハンザドイツ航空の機内食で使われていたものです。アメリカ人デザイナーのドン・ウォレスによってデザインされたこのカトラリーは、手に馴染むハンドル、スープと具がちょうどおさまり口当たりも良いボウル、絶妙なプレスで軽量化と剛性、美しいフォルムを両立させています。これは、今から50年以上も前にデザインされ使われていたものです。このカトラリーの後は、だんだんコスト削減に重きを置いたような直線定規とコンパスで描いたおもちゃのような形になっていき、使い捨てのプラスチック製にかわっていきます。しかし現在は環境保護の観点からまた金属製のものを用いる航空会社もあります。
ナイフ:全長約16cm
スプーン:全長約16cm
フォーク:全長約16cm
小スプーン:全長約13cm
●研磨前のカトラリーは参考商品。販売は、各1本ずつの4本セットのみです。
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澄 敬一/松澤 紀美子 Keiichi Sumi/Kimiko Matsuzawa
松澤 紀美子は、'02年麻布十番にアンティークカフェ「petit cul」を開店。布地の鞄などを発表している。
澄 敬一は、'02年池尻大橋にインテリアショップ「push me pull you」を開店。その後はリノベーションや、美術制作を手がけている。